症例2
上顎前突
主訴
上顎前突
診断名あるいは主な症状
アングルⅡ級1類
下顎遠心咬合
年齢
8歳1ヵ月
治療に用いた主な装置
フレンケル
マルチブラケット(アンカースクリュー使用)
抜歯部位
上下左右第一小臼歯抜歯
治療期間
6年1ヵ月
治療費
750,000円+税(2003年当時)
リスク・副作用
- 最初は矯正装置による不快感や痛み等があります。数日間~1週間程度で慣れることが多いです。
- 矯正治療のために抜歯をします。
- 治療中は装置が付いているため、細菌が増えやすくなります。むし歯や歯肉の炎症のリスクが高まりますので、よく噛んで食事をしたり、シュガーコントロールをしていく事が重要です。
- アンカースクリュー埋入時に麻酔をします。
- アンカースクリューが脱落する場合があります。
- Ⅰ期治療で下顎の成長を促し、Ⅱ期治療で歯軸と叢生の改善をします。定期的な通院、装置への協力度や習癖の改善等で患者さんの協力が得られない場合、治療結果や治療期間に影響します。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しない場合や、固定の針金を取れたままにしておくと、後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、口呼吸、不良姿勢、低位舌、吸唇癖がある場合、後戻りが生じる可能性が高くなります。